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2010年7月31日土曜日

[7月31日]人形(正座) / A sitting straight man

Origami "a sitting straight man"
今日のテーマは「人形」でした。

テキストの折り方解説では、歩いている姿が示されていましたが、コラムに様々な姿勢に折れますと、正座姿の完成形が例としてイラストで示されていたので、それをヒントにしました。

今週は何かと反省すべき点や、改めて身を引き締めるべき点が見つかったので、自省と再確認の意味を込めて「正座」です。

この人形、ちょっといかり肩ですよね。

力が入り過ぎているくらいですが、たまたま今の心境にはぴったりで面白いです。

途中の折り方や、色で違う表情を見せるのかもしれません。

試してみるのも一興、かな?

2010年7月30日金曜日

[7月30日]イルカ / Dolphin

Origami "dolphin"
最近は和紙を使って折っています。

肌触りがよくて、出来上がったものもどこか温かみというか、柔らかな感じがするので好んで選ぶようになりました。

ところが折る側にとってはある種シビアな選択を迫る材質だと感じるようになりました。。。

全体的に自信の無さの表れで、ピシッとしない感じに見えますが、和紙だとそれが増幅されるようです。
折り目の一つ一つを詰めでしごくぐらいピシッとつければもっと締まるのはわかっているのですが、初めてのものを作るときには正しい折り方かどうか確認しながらやるのでおっかなびっくりになってしまいがちです。

『大胆かつ繊細に』、

というのが、折り紙を美しく折り上げるためのコツなのかも。
今日の仕上がりはダメダメですね。。。


余談ですが。。。

以前、茶の湯を体験させて頂いた際、「歩く姿が美しくない」と言われました。
姿勢のことではなく、出発点から終点までのほんの数歩ですが、少し横に逸れたことを指摘されました。
「目的地に向かって最短距離をまっすぐ歩く方が美しくないですか?」
ということ。

無駄の無さに美しさを感じるのは日本的な感性でしょう。

折り紙も同じなのでしょう。
その形を実現するための最も合理的な折り方を突き詰めると、そこに美しさを見いだせるのでは・・・と、なんとなく感じています。

2010年7月29日木曜日

[7月29日]猪 / Wild boar

Origami "wild boar"
テキスト的にはまだ初級なのですが、段々複雑になってきました。

この「猪」、折り紙としてはとても繊細です。

鼻や耳の部分や、写真で見えていませんが尻尾も有り、しかも4つ足で自立できるというのは、結構凄いことなんだと最近思います。

顔の付近は折りたたまれた紙が何重にも重なってるので後半は折り目をつけるだけでも一苦労なのですが、狙ってか自然にかもっさりとした鼻の雰囲気が愛嬌をふりまいています。

なかなかどうして、お気に入りのひとつになりました。

2010年7月28日水曜日

[Interests]動物のイメージ

動物のイメージ (1)


動物のイメージ (2)


動物のイメージ (3)


動物のイメージ (4)


動物のイメージ (5)

[Interests]十干十二支意味まとめ

十干十二支意味まとめ



十二支にはそれぞれおおもとの意味があって、覚えやすくするために動物を配置したんだよ。と言う話を、いつだったか、聞いた事がある。長らく丑が紐の意味だって事と、植物の成長段階を表しているんだよってことしか知らなかったのだが、このたび、知ることが出来たのでまとめてみた。
 例によって出典はwikipedia。十二支の各々のページより、元々の意味の部分だけを編集。
 また、同じく十干についてもまとめた。
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十二支:意味を表す漢字(読み方:意味)、細かい意味

 と言う表記でまとめた。酉、亥の場合は難しい字だから出ないかもしれないので、分解したものを併記する。と言うか、されてた。2個あるのはまあ、異説のようなもの。どっちが本当に正しいのかは知らない。

子:孳(シ:増える)、新しい生命が種子の中に萌(きざ)し始める状態を表している
丑:紐(チュウ:ひも、絡む)、芽が種子の中に生じてまだ伸びることができない状態を表している
寅:螾(イン:動く)、春が来て草木が生ずる状態を表している
卯:茂(ボウ:茂る)または冒(ボウ:覆う)、草木が地面を蔽うようになった状態を表している
辰:振(シン:振るう、整う)、草木の形が整った状態を表している
巳:已(イ:止む)、草木の成長が極限に達した状態を表している
午:忤(ゴ:突き当たる、逆らう)、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表している
未:昧(マイ:暗い)、植物が鬱蒼と茂って暗く覆うこと
 または:味(ミ:あじ)、果実が熟して滋味が生じた状態を表している
申:呻(シン:うめく)、果実が成熟して固まって行く状態を表している
酉:緧({糸酉})(シュウ、縮む)、果実が成熟の極限に達した状態を表している
戌:滅(メツ:滅ぶ)、草木が枯れる状態を表している
亥:閡({門の中に亥})(ガイ:閉ざす)、草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態を表している

-----------------------------------------------------------------------------------

十干:元々の意味、意味 と表記

甲:亀甲、(甲羅のように固いものに覆われているって事から)種
乙:ジグザグの形、種から出た芽が地上に出ようとして曲がりくねった状態
丙:足が張り出た台の形、芽が地上に出て葉が張り出て広がった状態の意味
丁:釘の形(そこから、安定の意)、植物が成長し一定の大きさに達して(安定して)きた状態
戊:「茂」に通じる、植物の成長が絶頂期にあるという意味
己:三本の平行線の形(そこから、条理が整然としている状態)、植物が充分生長し形が整然としている状態
庚:「更」に通じる、植物の生長が止まって新たな形に変化しようとする状態
辛:「新」に通じる、植物が枯れて新しい世代が生まれようとする状態
壬:「妊」に通じる、植物の内部に種子が生まれた状態
癸:「揆」(はかる)に通じる、植物の内部にできた種子が大きさを測れるまで大きくなった状態

[Interests]干支と十二支のはなし

干支と十二支のおはなし


■干支のおはなし

2004年、平成16年は暦の上では申(さる)年です。
子(ね、ねずみ)からはじまる十二種類の動物が毎年交代でその年の動物になる、
といえばおなじみの「十二支」ですが、さて、それでは、「干支」という言葉がなにを指しているか、
みなさんはご存知でしょうか。

字のとおり、「干支」の「支」は「十二支」からきています。では「干」はというと、
こちらは「十干(じっかん)」という言葉から来ているものなのです。

十二支は、おなじみの子・丑・寅・卯・辰・巳・未・午・申・酉・戌・亥の12個の記号。

十干は、(きのえ)・(きのと)・(ひのえ)・(ひのと)・(つちのえ)・
(つちのと)・(かのえ)・(かのと)・(みずのえ)・(みずのと)の10個の記号です。

この「十二支」と「十干」は、それぞれ独自の周期をもつ年の数え方で、
この二つを組み合わせて60年かけて一周する年、または60日かけて一周する日を表し、
時刻や方角を示すときにも用いられます。たとえば、真夜中すぎ、
午前2時ごろのお化けがでそうな怖い時間を「丑三つ時」なんて言ったりしますね。

この干支は、今から3000年以上前、紀元前15世紀頃の中国の(いん)で作られた
とされるシステムです。十二支は動物の名前で呼ばれていますが、もともとは植物の
成長過程を12段階で表したものでした。それが動物の名前に当てはめられることで、
人々に親しみが生まれ、各キャラクターにも様々な物語が込められ、
そして信仰の対象となっていったようです。日本に伝わったのは6世紀頃で、
仏教の伝来と同じ頃と考えられています。

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[7月28日]飾り兜


いまは折り方は完全にテキストに習っていますが、一つだけ自由なことがあります。

それは紙を選ぶこと。
色や模様、材質を選ぶことで、お手本通りに作るモノでも個性を出せます。

その点において、今日は失敗したなぁというのが今日の実感。
和紙を使いたかったんですが、裏地が白の別の紙を使った方が、よりカッコよく見えたかもと出来てから思いました。

私の後悔は置いといて、この兜、後ろ側も本当の兜飾りのような仕上がりになっているのでとてもカッコイイんです。
ただ形作るだけではなく、折り目や重なっている部分が、趣きを醸し出しているという点は、考案した人に感心するばかりです。

だから余計に紙のチョイスに失敗したことが悔やまれますw

2010年7月27日火曜日

[7月27日]飛行機

折り紙で飛行機といえば、先日折った形が一般的でしょう。

私もこんなリアルな飛行機を折り紙で折れるとは想像だにしなかったわけですが、やりようではなんでも折れてしまうのが折り紙の奥の深さであり、楽しさなのかもと最近思います。

同時にやればやるほど到達点が遠くなっていくようで怖くもあるのですが。。。


それはともかく。


この飛行機でのテーマは、「反対側も同じ」だそうです。

というのも、前半のほとんどの工程が左右対称ですが、解説では「反対側も同じ」としか書かれていません。
言ってしまえばいちいち書いていたらきりがないからということなのでしょうが、これはこれで3次元的な形を思い浮かべた上で左右対称にするという高度な形状認識能力が鍛えられると思います。

私は機械設計をしていますが、2次元の図面を描く場合でも頭の中では3次元的な形状をイメージします。イメージが難しければそれを補うスケッチを描いたりします。
それができないと図面は描けません。それなりのスキルを必要とします。

私の勤めている会社の昔の図面には、「左右対称」という記述で一つの図面で二つのものを作らそうという意図のものがありましたが、あるときから「左右対称」を図面で使用することは禁止されています。
理由は間違いが起こりやすいからなんですね。
ゆっくり考えれば分かることも、忙しい中で実際に手を動かしていたら、描かれている通りに作ってしまうこともあるでしょう。

図面を省略することも効率化の一つですが極所的。失敗の確率を減らして全体効率を上げるためにきちんと描いてあげるというのも効率化です。

折り紙に関しては、仕事ではないので効率化よりも楽しむことを重点に置けばいいですよね。
「反対側も同じ」というちょっとしたクイズを解くことで、頭が活性化するならメリットもあります。

2010年7月26日月曜日

[7月26日]蛇

テキスト、今日から初級編です。

この蛇の折り方の基本は蛇腹と総称される技法だそうです。
少しずつ折っては巻き、ひっくり返して折って、巻く、そんな繰り返しです。

それ以上に角の曲げ方など、後半になればなるほど折り重なっている紙が多くて複雑ですが、これによって複雑な形でも作れるようになるとか。

折り紙とは関係ありませんが、折りながら球形を伸ばしたらまっすぐになる、蛇のようなパズル(※)が昔大好きでよく遊んでいたのを思い出しました。
いま思えば、その遊びも折り紙と同様、知らず幾何学に触れることができるものだったのでしょう。

三つ子の魂百までとはよく言ったものです。

ルービックスネークというおもちゃでした。他にもマジックスネークとかスネークキューブとかいろいろ呼び名があるようです。懐かしい(笑)

2010年7月25日日曜日

[7月25日]川崎ローズ

折り紙でバラといえば、川崎敏和先生の通称「川崎ローズ」が有名だということを知ったのは先週のことです。

こんな形が折り紙で、しかも自分の指先から生みだせるのかと不安になりながらチャレンジしていました。

一番上の写真はほぼ完成形に近い状態(若干のごまかしが裏側にあるのですがw)ですが、ここまでくるのに相当苦労しています。
まず簡単な「バラのつぼみ」で基本的な構造を理解し、その後本番とばかりに挑戦したのですが、一度目の挑戦は無残にも敗北でした・・・。その名残が、赤い崩れたバラです・・・。

とはいえ、やればできるもんだなと、改めて思います。
この達成感はかなりのものです。

後は何も見なくても折れたらかっこいいんですが、狙うと落とし穴にはまりそうなので、明日からはこれまで通り、一歩ずつステップアップしながら折り紙を折っていきます。

バラと折り紙と数学とバラと折り紙と数学と
川崎 敏和
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[7月25日]変形折鶴

少しずつでも毎日何かに変わらず向き合っていると、少なからず発見はあるものです。

かれこれ3週間毎日折り紙を折っていますが、折り紙と幾何学の関係は想像以上に研究されていることが解ってきました。

ある特定の折り方をするための基本形状がなんなのか、そういった細かな研究がなされています。

創作折り紙作家や研究家の方には平面についた折り目だけでどんな立体形状になるのか見えるのではないだろうかと勝手に想像しています。

以下、テキストからの引用です。

「簡単な作品にも幾何学が隠れていることです。折り紙を折ることは、そうとは知らずとも数学的体験なのです。」

自分がハマりかけ(ハマってない、ハマりかけ。なべあつ風にw)な理由が、何となく分かりました(笑)

2010年7月24日土曜日

[LINK]おりがみ畑

おりがみ畑

折り紙作家山田勝久個人の折り紙のサイトです。折り紙をはじめられるような折り紙に関する情報を紹介していきたいと思います。

[7月24日]ぞう(リベンジ)

昨日の朝、バタバタと折った「ゾウ」に納得がいかず、応用編とともにリベンジ。

そうしているうちに根本的におかしな折り方をしている所があり、そのために折り目がきっちりと付かず、結果満足のいかない出来になっていたことが解りました。

気がつかなかったら今後も似たようなところを同じように変な折り方をしていたはずなので、すぐに気付けてよかったなぁと思います。

すぐにと言いながら、実は2回ほど失敗して3度目の正直で右のゾウは出来上がりました。

細部にこだわるときりがないのですが、その時点で納得の行くところまでやることって大事ですね。

[LINK]折紙レビュー

折紙レビュー


書籍・雑誌に掲載された折り図を元に私(草二郎)が作成した折り紙作品を紹介しています。やや難度高めの折り応えのある創作作品が中心です(写真は神谷哲史氏の"Divine Dragon(Bahamut)")。
難易度はあくまでも私が折った時の感触ですので違っているかもしれません。一応の目安として、15cm四方の普通の色紙で何とか折れるくらいの難度を★3つと考えています。
出典、使用紙、完成時の大きさなど参考になりましたら幸いです。
(Written by 草二郎, since 2005.11.14)

2010年7月23日金曜日

[7月23日]ゾウ

何事も、はじめのちょっとしたずれが、後々に大きな災いになって100%の出来にならないということがあります。

この「ゾウ」がまさにそれを身をもって表してくれています。。。

何枚も重ねて折る工程が多いため、初期の段階で角がずれると所々たわみができてピッチリとした折り目にならないのです。
特に鼻のあたりが顕著です。

時間を取って、再チャレンジしようっと。
応用バージョンもあるので、そちらと一緒に折ってみようと思います。

折り紙でいろんなことを学べるんだなぁ、と改めて感じました。

2010年7月22日木曜日

[7月22日]きりん

見た目と中身は必ずしも一致しないのはよくあることです。

この「きりん」、一見シンプルなのですが、折り紙初級者にとってはなんじゃこりゃ?という折り方が含まれています。

「閉じた沈め折り」という折り方なのですが、これを理解するのに5分くらいはテキストにあるイラストの折り目と、実物の折り目を見比べて悩まされました。

その他にも細かな部分躓いていたり。。。

見た目がシンプルなほど、複雑さを持ち合わせているのかもしれません。

[7月21日]仕切り箱&巻貝&サンタクロース

実は21日は休日だったので、暇見つけては折り紙を折っていました。

テキストを辿りながらなので、出来上がるまでどうなるのかイメージしにくいところもあるのですが、完成したときにはおおっ?!となります。

特に巻貝は、シンプルなのですがとても気に入っています。
小さい和紙で作ったら、ちょっとしたアクセサリのようにも見えるのではないでしょうか。

サンタは季節外れですね。
また12月に折りたいと思います。


写真の左側が仕切り箱ですが、下の方は失敗作です。

最後の工程で引張って拡げるところがあるのですが、引張り過ぎてぐちゃぐちゃになってしまったものです。

折り紙とは微妙な力関係で向き合わなくてはなりません。。。

2010年7月21日水曜日

[7月21日]ねずみ&リス

今日からはメインで参照するテキストはこれまでとは違うものになります。
これまでは日本の伝承おりがみが中心だったのですが、これからはそのような縛りなしで、様々な形のものに挑戦することになります。

順番は基本的にテキスト通りです。

なぜかというと、これまで折ってきたものに比べて格段にレベルが高いから・・・。
折るまでの工程が多いこともありますが、動作の種類も格段に増え、複雑さが増しています。

折ったのは入門編の1,2番目に掲載されていた、ネズミとリスです。

細かな折り目や折り方によって細部が表現されているので、完成すると結構達成感があります。

やはり、折り紙、奥が深い。


本格折り紙―入門から上級まで本格折り紙―入門から上級まで
前川 淳
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2010年7月20日火曜日

[7月20日]紙コップとふくろう

いま、毎日の折り紙の参考にしているのは「日本の伝承おりがみ 懐かしの折り方と新アレンジ」という本です。

そろそろこの本も卒業かなというタイミングなので、気になっていたものをとりあえず折ってみました。

「紙コップ」は作るのも簡単なので、覚えていて損はないと思います。
そう言えば、企業に置かれている給茶器用に、このような紙のコップが使われているのを見たことがあります。
ちょっとのどを潤すだけならこれで十分でしょうね。

アレンジされているのが「ふくろう」です。
目などの描き方で印象がガラッと変わるのは芸術的センスとスキルの問題なので置いといて、基本形となる折りを覚えておくことで違うものに発展させることができるという一つの例と捉えられます。

これも一つの「型破り」。

沢山の人が素朴に楽しみながら、折り紙は進化してきたんでしょう。



おりがみ自遊帖 日本の伝承おりがみ―懐かしの折り方と新アレンジおりがみ自遊帖 日本の伝承おりがみ―懐かしの折り方と新アレンジ
小林 一夫
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[7月19日]たとう

ちょっとしたものや、メッセージを和紙で作った入れ物に入れ、相手に差し出すときっと喜ばれるでしょう。

「たとう」もそのような伝統的な包みの一種のようです。

折り重なって塞がるようになっていますが、2か所つまんで開けばすぐに中身を取り出せ、手を離せば自然と元に戻ります。

一つ知っているだけでも、使いどころで素晴らしいアクセントになるでしょう。

2010年7月19日月曜日

[7月19日]かたつむり

先週の豪雨から今週に掛けての青天。
いよいよ梅雨も明けようかということで、名残惜しく「かたつむり」を折ってみました。

梅雨というと、アジサイとかたつむり、雨はシトシト長々と降るイメージがありますが、今年の梅雨は短時間でドカンと降っていました。

そう言えば、かたつむり自体、最近見ていないかもしれません。

いずれにしても、夏が近づいてきましたね。

2010年7月18日日曜日

[7月18日]きもの

一緒に折り紙について取り組んでいるメンバーから和紙をプレゼントしてもらったので、今日はその和紙に合ったテーマにしよう!そう思い、「きもの」を折ってみました。

不思議なもので、和紙で折る方がより出来上がったものに親しみを感じるのは気のせいでしょうか。

金魚柄のきものを見ると、縁日やお祭りの様子が思い浮かびます。
季節に合った柄の和紙を使うことで、よりイメージを膨らませてくれるようです。


ちなみに昨日は幾つも「しゅりけん」や「つる」、「ひこうき」を折ったのですが、何回も同じものを投稿するのもどうかと思い更新はお休みしました。

印刷すれば折れる「ミウラ折」というのも体験し、さきほど折り線無しの折り紙でやろうとして挫折。
何もなくても折れるようになったら、何かの役に立つような気がします。

2010年7月16日金曜日

[7月16日]ひこうき&しゅりけん


昨日のつる×3に引き続き、土日に折る折り紙の練習ということで、「ひこうき」と「しゅりけん」を折りました。

自分で折る分にはまあいいのですが、人に教えるとなると大変です。

なんでもそうですが、知識として持っているよりも実践すること、実践することよりも教えることが難しく、要求される理解度・深さが異なります。

逆に自分の力にしたければ、教える側に敢えて回るということも一つのやり方。

最近流行のFREEですが、FREEで情報提供することで、自分の力をつけることもやり方次第で可能でしょう。他のやり方で得られるより費用対効果は高いかもしれません。
受け取る側もFREEならばある程度質が低いことも想定しながら来るでしょうから、お互いにメリットがあるかも。

アーティストのストリートライブも同じ理屈なんでしょうね。

2010年7月15日木曜日

[7月15日]つる×3

今週末、折り紙に取り組むきっかけとなったとあるプログラムの集まりがあります。

ひょんなことから、参加メンバー全員でいくつかの折り紙を折ることになったようで、折り紙をテーマにする我々のチームが折れない人にサポートすることになったとか。

本気折り紙歴約2週間の私としては、むしろ大変なプレッシャーなわけで、その場で折る折り紙の一つ、「つる」を練習しております。

なんとかソラで折れるようにはなりましたが、これは!という美しいフォルムのつるはまだ折れていません。

あと二日ですが、集中特訓します。。。

2010年7月14日水曜日

[7月14日]しゅりけん

昨日の「かざぐるま」と似ているようで全く作り方が違う、「しゅりけん」。

作るのは簡単ですが、コンパクトできゅっとまとまるところが何となく作っていて気持ちがいい。

そんな折り紙です。

実際、2枚の折り紙を使っていることもあってちょっと密度が高いんですね。
しゅっと飛ばしたら発泡スチロールくらいなら刺さるんではないでしょうか。

そんな遊びをこどもとするのも楽しいかもしれません。

2010年7月13日火曜日

[7月13日]かざぐるま

昨日は雨・風が激しく、傘が吹っ飛ばないようにするのが大変でした。

ああいう暴風のエネルギーを上手く使えたら面白いんですが。

今日は「かざぐるま」。

これを風で回しても電気は起きませんが、折り紙のかざぐるまがくるくる回っているのを想像しただけでなんとなく和みます。

その背景も穏やかな自然の風景が浮かびます。

イメージは人によって違うのかもしれません。

どんな背景を思い浮かべますか?

2010年7月12日月曜日

[Interests]インクルーシブデザイン

インクルーシブデザイン(九州大学)
http://www.inclusive-d.com/index.html

財団法人たんぽぽの家
http://popo.or.jp/foundation/index.html


京都大学インクルーシブデザインユニット
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/inclusive/

[7月12日]つばめ

10日に奈良の平城宮跡を訪れた際、時間が早すぎたために大極殿に入れる時間まで、そばにあった休憩所で休んでいました。

ふと、内側から屋根を見上げると、「頭上つばめの巣注意」といった張り紙を見つけた瞬間、親鳥が戻ってきてヒナに餌をあげているのを目撃しました。

それを思い出して、「つばめ」を選択しました。。。が、あまりつばめに見えないのがとても残念。

これまで作った中でも最低の出来と言えそうな出来栄えです。

疲労の蓄積で上手く折れなかった、そう思いたい。

[7月11日]かえる

昨日の朝、ウォーキングの記事を書いているときに息子が起きてきたので、リクエストを求めたところ、「かえる」とのこと。

出来上がってみると、くちゃっとした感じがなかなかカワイイ。

沢山紙が重なっている所を曲げる時にはどうしてもピシッと曲げられないのですが、そのあたりがかえって暖かみを醸し出すところがあるのかもしれないと思いました。

折りたたんでいる所を押してあげるとぴょこんと控えめに飛ぶところもお茶目ですが、息子はもっと派手に飛びあがると期待してた様子ですぐに興味の対象から外れてしまったようです。。。

2010年7月11日日曜日

[7月10日]はと

9日に、白と黒の折紙を使ったことが無い、と書きました。

実は金色の折紙も飾りとして以外、使うイメージはありませんでした。

7月10日は大阪から奈良まで33kmを歩くというアホな企画に参加していたため、その成功祈願ということで平和の象徴といわれる「はと」をチョイス。

金のはとに成功の願を掛けて出発しました。

峠では本当に苦しくて、何度も何度も休憩しながらではありましたが、無事歩き切り、体の方も想定以上のダメージは受けていないので問題なしです。

多少なりともご利益があったのかもと、今日丁重にご紹介。
逆にいうと、失敗していたらお蔵入りネタ?だったかもしれません。

願掛けというのは、失敗すればその当人の中にしまい込むだけですが、願いがかなうと誰かに伝えたくなり、それが広まれば上手くいったよという声がまず最初に聞こえ出す。
それがある種の流行となると、いずれ上手くいかなかった人もインチキや嘘だと声を上げるようになる。

これが流行の衰勢の一形態なのではないかと思います。

とはいえ、一番初めに願を掛けた私の中では、一つのご利益として確実に感ずるところではあり、これは事実なのです。

2010年7月9日金曜日

[7月9日]はこ

小さいころ、黒と白の折紙は使った記憶がありません。

子供用に買ってもらった折紙の束に、必ず1枚ずつは入っているのでしょうが、必ず余らせていたように思います。

というわけで、今日はこの折紙を使うことありきで考え、何を作ろうと考えた訳ですが、印象としては無機的なモノだろうということで、「はこ」です。

黒の折紙ではこを、白の折紙でふたを作りました。
ふたの方は少し間口が拡がるような折り方をしています。

一番初めに作った「花ようかん」もこのように意図的に大きさを変えればもっときれいに作れたんだろうと思います。

ふと、この小さな箱の中にさらに小さな折り紙を入れたら、ちょっとしたお楽しみ箱になるなと思ったりも。
マトリョーシカ風にひたすら箱というのも一興。。。かな?

2010年7月8日木曜日

[7月8日]ふうせん

何をやるにしてもそうだと思うのだけど、慣れた人、熟練者は一つ一つの作業が完成状態に対してどのような影響を与えるか解った上でやるので、ポイントを外さないし、意図的にラフにして趣を加えることもできます。

反対に慣れない人は、目の前の作業と完成状態を結び付けられないので、仕上がりはできたなりにしかなりません。

このふうせん、折っている途中で、どう膨らむのかイメージできませんでした。

もちろん、当然のごとくテキスト通り折ればできあがるのだけれど、実際にこの状態になるまでは何となく不安で、空気を吹き込んでようやく間違ってなかったんだと安心したりして。

先が見えているから人は安心できるというのは一つの事実。

一方で、先が見えなくても動くべきときの方が現実には多いのも事実。


保証はなくても、こうなるはず!と、信じて迷わず進むことがよい結果を生むでしょうね。

小さなふうせんが、反証でそれを教えてくているようです。

2010年7月7日水曜日

[Interest]色彩心理学

色彩心理学
http://www.codereading.com/notebook/moin.cgi/色彩心理学

色彩心理学
http://quelquun.com/color-psychology/

日本色彩心理学研究所
http://www.nihon-shikisai-shinrigaku.com/

色 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/色

[7月7日]かぶと

今年はもう終わりましたが、我が家の兜飾りは私が子供のころに実家で飾っていた兜です。

初めて我が家で飾ったときには、しみじみと懐かしさを感じたことを覚えています。

折り紙のかぶとと、昨日折ったかめは途中まで全く同じ折り方です。どちらが先か解りませんが、あるとき誰かが気がついたんでしょうね。

「型破り」という言葉。
ひと通り「型」、すなわち基本を身につけてから、それをあえて破ることで新しいやり方を作り上げること。

基本を知ることはとても大事なことです。

基本を持たず、突拍子もないことをする場合は、「型無し」。
単なる思い付きでしかなくなります。

時にはこれが、停滞した文化をブレイクスルーすることもあるでしょうが、むしろそれは稀なこと。
残念ながら、最近は「型破り」より「型無し」を持て囃す傾向が強いような気がします。

2010年7月6日火曜日

[7月6日]かめ

かめと言えば、緑とかそんな色を選択するつもりで紙を眺めていたのですが、何となく明るい色がいいと思いオレンジ色を選択。

その時の気分や調子が現れるような気がします。

写真の左前脚に白い裏地が見えているのは一番初めに三角形に折った際、きっちり縁を合わせられなかったからなのですが、集中力があれば慎重にやってる部分です。

「かめ」を選んだ理由は、7月10日午前1時から難波から奈良まで30kmを歩くというちょっとしたイベント(といっても3,4名でやるだけですが)のために、昨日会社から家の最寄り駅まで2時間半練習がてら歩いたことと関連があります。

一歩一歩着実に。

亀の歩みでも足を出し続ければ前に進める、と。


折り紙としての「かめ」は、制作途中に初めてハサミで切り込みを入れるという、また一つ違う手法を体験させてくれました。
こちらも一歩一歩、です。

2010年7月5日月曜日

[7月5日]にそうぶね、だましぶね

私の中では、折り紙で”ふね”と言えば、初めに思い浮かぶのは”だましぶね”だったりします。
ところが”だましぶね”は、この”にそうぶね”のアレンジバージョンなんだそうです。

そういう時はまずオリジナルを折る。
いまのコンセプトからしてそういうことになります。

折り目が沢山付いているのは、この形にするために予め型をつけているためなのですが、上級者になればこのような折り目は徐々に減らせるものなのでしょうか。

せっかくなので、この船から”だましぶね”を作ってみました。
なんだか2次元で趣がなくなってしまったような感じ。
一つの機能を持たせたことで、別の何かを失った、そんな雰囲気があります。
でも、きっと子供には喜ばれるでしょう。


2010年7月4日日曜日

[7月4日]かっぱ


お昼御飯を待ちながら、折り紙と折紙の本を携えて「かっぱ」を作りました。

正方形ではなく、縦横比2:3の紙から作るということで、正方形の紙をその場で一部切り落としました。

NHK教育で朝からやっている「花かっぱ」に似た顔立ちで、息子は花かっぱ、花かっぱと喜んでいましたが、制作側としては皿のところにお花を描いておくべきだったと、いらぬ後悔をしてしまうなどなかなかに満足のいく仕上がりにはならないものです。

[7月4日]つる


昨日、つるはほとんど折ったことがない、という事実を思い出したので、今日はつるを折ることに。

ところが、意外にも折り曲げ方を悩むことはなく、テキスト通りの手順を踏む分にはあっさりと最後まで辿りつきました。
初めて折った、昨日のあやめでは折り方のテキストを見てもイメージできないところが何カ所かあったのです。

知っているということはそれだけでも大きなアドバンテージになるということを、改めて感じることができました。

余談ですが、昨日購入したテキストでは、和紙もしくは習字紙を使うように書かれていました。
和紙で折ったつるはより暖かみを感じることができるのかもしれないなぁ。。。と思いを馳せながらも、しばらくは普通の折紙で様々な形を折っていくことを重視します。

[LINK]国際折り紙研究会

今、世界中にたくさんの折り紙をたのしむ会がつくられています。
そのいずれも会の名称にORIGAMI のことばをつけていますが、新しい美術造形として創作折り紙を半世紀以上にわたって世界に提唱してきた国際折り紙研究会会長吉澤章の足跡が、認められたものといえましょう。
「鶴」や「奴さん」などだれが折っても同じになってしまう折り紙から自由表現のできる折り紙へ、紙造形の可能性を追求して動物や植物、さらには精神的なものまで表現できることを作品で実証。展覧会、著作、各地での講習会、会員の指導など、創作折り紙の普及に努めています。

[LINK]折紙探偵団

折紙探偵団-日本折紙学会(JOAS)公式サイト

[LINK]日本折紙協会

一枚の紙から折り出される、花や動物・・・。
日本に古くから伝わる文化として、一人一人の心の中に生きづいてきた折り紙の素晴しさ。それがいま、世界共通語「ORIGAMI」として、世界にはばたいています。
趣味・教育・リハビリテーション効果など様々な可能性を持つ「折り紙」を、日本国内はもとより、世界の国々まで普及させよう、という思いから、1973年(昭和48年)10月27日、日本折紙協会が結成されました。
現在、日本折紙協会は、月刊「おりがみ」の発行や、「世界のおりがみ展」の開催をはじめ、様々な活動を行っています。
そして、日本折紙協会では、折り紙に対し興味をもたれる皆様や、共に折り紙の普及活動を行なっていただける人のために、随時、会員募集を行なっています。



[LINK]お茶の水・おりがみ会館

お茶の水・おりがみ会館は、
伝統工芸としてのおりがみを通し国内外の親善交流と、
広く社会に貢献していく活動を目的として、
2005年6月、内閣府認証による
NPO法人国際おりがみ協会を設立しました。
世界に発信してゆく国際おりがみ協会・おりがみ会館の活動にご注目下さい

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