折り紙で飛行機といえば、先日折った形が一般的でしょう。
私もこんなリアルな飛行機を折り紙で折れるとは想像だにしなかったわけですが、やりようではなんでも折れてしまうのが折り紙の奥の深さであり、楽しさなのかもと最近思います。
同時にやればやるほど到達点が遠くなっていくようで怖くもあるのですが。。。
それはともかく。
この飛行機でのテーマは、「反対側も同じ」だそうです。
というのも、前半のほとんどの工程が左右対称ですが、解説では「反対側も同じ」としか書かれていません。
言ってしまえばいちいち書いていたらきりがないからということなのでしょうが、これはこれで3次元的な形を思い浮かべた上で左右対称にするという高度な形状認識能力が鍛えられると思います。
私は機械設計をしていますが、2次元の図面を描く場合でも頭の中では3次元的な形状をイメージします。イメージが難しければそれを補うスケッチを描いたりします。
それができないと図面は描けません。それなりのスキルを必要とします。
私の勤めている会社の昔の図面には、「左右対称」という記述で一つの図面で二つのものを作らそうという意図のものがありましたが、あるときから「左右対称」を図面で使用することは禁止されています。
理由は間違いが起こりやすいからなんですね。
ゆっくり考えれば分かることも、忙しい中で実際に手を動かしていたら、描かれている通りに作ってしまうこともあるでしょう。
図面を省略することも効率化の一つですが極所的。失敗の確率を減らして全体効率を上げるためにきちんと描いてあげるというのも効率化です。
折り紙に関しては、仕事ではないので効率化よりも楽しむことを重点に置けばいいですよね。
「反対側も同じ」というちょっとしたクイズを解くことで、頭が活性化するならメリットもあります。
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