Origami "dolphin" |
肌触りがよくて、出来上がったものもどこか温かみというか、柔らかな感じがするので好んで選ぶようになりました。
ところが折る側にとってはある種シビアな選択を迫る材質だと感じるようになりました。。。
全体的に自信の無さの表れで、ピシッとしない感じに見えますが、和紙だとそれが増幅されるようです。
折り目の一つ一つを詰めでしごくぐらいピシッとつければもっと締まるのはわかっているのですが、初めてのものを作るときには正しい折り方かどうか確認しながらやるのでおっかなびっくりになってしまいがちです。
『大胆かつ繊細に』、
というのが、折り紙を美しく折り上げるためのコツなのかも。
今日の仕上がりはダメダメですね。。。
余談ですが。。。
以前、茶の湯を体験させて頂いた際、「歩く姿が美しくない」と言われました。
姿勢のことではなく、出発点から終点までのほんの数歩ですが、少し横に逸れたことを指摘されました。
「目的地に向かって最短距離をまっすぐ歩く方が美しくないですか?」
ということ。
無駄の無さに美しさを感じるのは日本的な感性でしょう。
折り紙も同じなのでしょう。
その形を実現するための最も合理的な折り方を突き詰めると、そこに美しさを見いだせるのでは・・・と、なんとなく感じています。
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